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T邸の畳に取り掛かる「小西のたたみ屋さん」小西泰博

年末のFB-ブログ に少し書かせていただきました。畳がたくさんある新築工事(T邸)

さんにとりかかります。


その材料である畳表がおくられてきました。

年末の忙しい中につくっていただきました。

製作者は「天津」さんといいます。

この方の作られた表はとても人気があって

いろいろあるクラスのなかでは「スーパー銀河」という名前が

ついている、最高級クラスの表です。

イグサの品種は「ひのみどり」です。


「ひのみどり」という品種のイグサは従来のイグサにくらべて

細くなっていて、畳表に織り上げるときめが細かくて綺麗です。

しかし、地合い(畳表の厚み)は若干薄い感じがします。

ちょうど、布生地でいうと綿生地と絹生地のような感じでしょか


しかし、一枚の畳表に使用されるイグサの本数は1.3倍くらいは

使われているので強さとしては滑らかな上に生地がしっかりしてる

といった感じです。


畳に仕上げていくときに畳表を張ったはりごごちは、

畳床になじむように、軽く張ってもシワがのびて

たたくと太鼓のように「ボ~ン」と音がなります。

いいかんじです(^O^)/


畳おもては日本農林規格 で農産物です。

その年の気候がその地域の土や水、風土によって

できばえが影響します。

それらを考えて農家のかたはイグサを吟味して

仕上げていきます。


よく思うのですが、畳表って

地酒つくりににてるなぁ~って思います。

米と麹と杜氏の方と酒蔵によってその店の

味となる酒ができあがってくる

そのできばえは年によっていろいろある。

畳おもてもまさにそのとおりで

イグサを田んぼで育てるところから

刈り上げて染めて畳表となるべくイグサにして

織機で表と織り上げていく

作られる人によって

いろいろな思いがこめられています。


そんな畳表をわれわれ畳屋が吟味して畳に仕上げて

お客様にその畳を味わっていただく・・・・

収めた畳がその部屋をかもし出し

畳の香りで癒されて

寝転んで肌にふれてもらって感じていただく

「寝転んでいいきもち」と感じていただきたいと思っています。