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検証:麻引き畳表


こちらは、国産(八代ー田中豊さん)の麻引き畳表です。このタイプの畳表がめっきりすくなくなりました。
なぜなんだろう?残念ですが綿入り麻引き畳表と違いを検証してみました。

上が「麻引き畳表」
下が「綿入り麻引き畳表」
です。

上の麻引き畳表が下の綿入り麻引き畳表に移行してきているのが現状のようです。

なぜか・・・・・

それは製作者さんからの意向が強いようです

1、表を織機で織っていくときにイ草が傷がつきにくく綺麗に仕上がる
2、できあがった畳表の地合いがしっかりとなる
3、畳店さんが「綿入り麻引き」を好む
4、市場にでたときに高く売れる

などがあるように感じます。

1、は畳表を織るときには魅力かもしれません、縦糸が綿入りとなって経費がかかっても
その分、スムーズに手直しや織機の中断もなく製作できれば、一日の製作数もふえて
ありがたいことでしょう

2、これは微妙ですね、綿入りだからといって地合いが強くなるかといえば、そうでもない
畳表も多いからです。製作者さんが「麻引き畳表」とのさらにしっかりとした地合いを
付けるという意識をもっていないと出来上がらないと思います。

3、畳屋さんが好んでいるというのは仕事もしやすいのかな~丈夫さを説明しやすいってのは
あるとおもいます。

4、30年ほど前に「マニラ綿入り麻引き」という畳表がありました。それはすごい硬くて丈夫な
畳表だったんですが、その伝説的なイメージが「綿入り麻引き」という名前にあるのかもしれませんね

【結果】
猫も杓子も「綿入り麻引き畳表」という感じがあります、そのために従来の「麻引き畳表」と
同レベルまたはそれ以下の品物をあるように感じられ、その格差を感じされなくなりました。
わるくいば、少々イ草がすくなくわるくても綿入りにすれば、なんとかなるというような畳表も
あるように感じられるので、逆にとってみれば、いま市場にある麻引き表は自信をもって
つくられていると思える。使われてるイ草もいいものがおおいのではないでしょうか。
いま、是非「麻引き畳表」をおすすめしたい。

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【追記】
近年、中国から輸入されている畳表では、ほとんど「麻引き畳表」をみたことがありません。
国産か輸入ものかを見分ける方法として「麻引き畳表」を選ぶというのはいい方法かもしれません